モートン神経腫の治療とリハビリ体操

前足部やつま先に鋭い痛みやしびれを感じる人は、モートン神経腫(神経腫)に悩まされている可能性があります。これは、足の中足骨同士が擦れ合い、神経組織が刺激されて炎症を起こすことで形成される、がんではない腫瘤です。

神経腫の治療

  • 診断が確定したら、まず足を休めることが基本です。足底の中足骨の動きを正すために、足底矯正具(インソール)や中足骨パッド、つま先部分が広めの靴を使用します。荷重を減らし、神経腫への負担を軽減することで回復が促進されます。整形外科医や足病医は、神経腫のサイズが縮小し痛みが和らぐまで、ランニングやジャンプなどの高衝撃活動を禁止します。

    走ったり跳んだりする衝撃は足に大きな負担をかけるため、完全に回復するまで避ける必要があります。可動域と筋力をテストし、痛みや足の引きずりがなくなるまで、泳ぐ・自転車に乗るなどの低衝撃・無衝撃の運動に切り替えてください。

回復を助けるエクササイズ

  • リハビリの初期段階では、足と足首の支持筋を強化し、中足骨間のスペースを広げるエクササイズが有効です。階段の底段に前足を乗せ、かかとを自由に下げます。つま先を上げ、かかとを階段より下に下げて深く伸ばす動きを繰り返します。

    次に、カウンタートップや壁に向かって立ち、約60~90cm離れた位置で前傾姿勢をとります。右膝をゆっくり曲げ、かかとを床から持ち上げます。同様に左側でも行い、前足部の緊張が和らぐのを感じながら繰り返します。

    最後は座位で行うエクササイズです。背もたれがまっすぐなしっかりした椅子に座り、片足を伸ばして座面から離します。足先を屈曲させ、円を描くように動かします。反対側の足でも同様に行います。痛みが出た場合はすぐに中止してください。これらのストレッチは足の緊張を緩め、回復をサポートすることが目的です。

神経障害 - 関連記事