神経障害の種類と症状、原因、治療法
神経障害(ニューロパチー)とは、脳と脊髄から離れた末梢神経系が損傷する状態です。影響を受ける神経の種類により症状は異なります。
種類
- 運動神経、感覚神経、自律神経のいずれか、または複数が損傷します。運動神経は筋肉の随意的な動きを制御し、感覚神経は触覚や痛みなどの情報を伝達します。自律神経が障害されると、血圧、心拍数、消化、膀胱機能などの無意識の働きに影響が出ます。
症状
- 運動神経の障害は主に筋力低下として現れます。感覚神経の障害はしびれ、チクチク感、痛み、とくに四肢に現れます。自律神経の障害は関与する臓器や腺に応じて、血圧変動や心拍数の異常、消化不良、排尿障害などが出ます。
原因
- 約3分の1の神経障害は原因不明です。糖尿病は最も一般的なリスク因子とされています。他にも過度の飲酒、外傷、感染症、遺伝的要因などが挙げられます。
治療法
- 治療には抗痙攣薬、抗うつ薬、局所麻酔薬などが用いられます。原因が特定できれば、根本疾患の管理が中心となります。
対策・予防
- 糖尿病の方は血糖コントロールを徹底し、果物、野菜、全粒穀物を多く摂取してください。また、長時間の同じ姿勢や繰り返しの動作を避けることで、さらなる神経損傷の予防につながります。
