RSD(反射性交感神経ジストロフィー)の治療法
反射性交感神経ジストロフィー(RSD)は、皮膚・筋肉・関節・骨に影響を及ぼす慢性的で痛みを伴う神経障害です。通常、ケガや捻挫、手術後に患部の四肢に発症し、場合によっては他の部位へ広がります。初発の原因が特定できないこともあります。
主な症状は、焼けるような疼痛、発汗、腫れ、触覚過敏などです。根本的な治癒法はまだ確立されていませんが、症状緩和を目的としたさまざまな治療法があります。
理学療法
RSDの治療では、患部の可動域を広げることが重要です。理学療法やリハビリテーションでは、日常的に関節可動域エクササイズを行い、関節や神経を刺激しすぎないよう注意します。筋肉の硬直がある場合は、筋弛緩剤の使用が検討されます。適切な活動量のバランスを保つことが、効果的な治療につながります。
神経ブロック
神経ブロックは、疼痛信号の伝達を遮断する手技です。針を用いて痛みの原因と考えられる神経節に局所麻酔薬を注入します。施術後は疼痛の有無を継続的に評価し、根本的な治癒ではなく疼痛の局在化を目的とします。
TENS(経皮的電気神経刺激)
TENS装置は、低強度の電流を疼痛部位に流すことで、脳へ伝わる疼痛信号を抑制します。医師の指導のもとで使用すれば安全性が高く、FDAの承認を受けています。
継続的なサポート
疼痛や可動域の制限により、うつ状態になる患者も少なくありません。専門カウンセリングや心理的サポートを受けることで、感情面の負担を軽減し、治療へのモチベーションを維持できます。
