恥骨神経痛の症状

概要

恥骨神経痛(Pudendal neuralgia)は、骨盤周辺の神経が圧迫・炎症を起こすことで生じる痛みです。主に会陰部、臀部、太ももに痛みが現れ、長時間の座位が主な原因とされています。サイクリストなどの選手が罹ることから「サイクリスト症候群」とも呼ばれます。

痛みの特徴

症状は徐々に進行し、座っているときに鋭い焼けるような痛みや、股間の神経がねじれる感覚が現れます。トイレの座面や横になると痛みは軽減しますが、快適な姿勢でも痛みが残ります。痛みは日中に悪化し、放散して臀部や脚にまで広がることがあります。

膀胱・腸の症状

恥骨神経痛は排尿・排便にも影響します。膀胱では尿意がわかりにくい、尿流が弱い、急な尿意などが起こります。腸では排便後の痛み、下痢や便秘、痛みを伴う痔核が出現することがあります。

性的症状

男女ともに性機能に障害が出ます。男性では射精時の激しい痛み、勃起不全、性交時の陰嚢痛が報告されます。女性では性交時や性的刺激時に強い痛みが生じます。

神経症状

場合によっては坐骨神経痛様の症状が現れ、臀部の灼熱感、しびれ、足への放散痛がみられます。通常は片側に症状が出ますが、反射痛として反対側に痛みが感じられることもあります。

症状が疑われたら早めに専門医を受診し、適切な治療を受けることが重要です。

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