顎関節障害における還元ありと還元なしの内部変位の違いは?
還元あり内部変位(IDRR)
ディスクが正常な位置からずれますが、自然に元の位置へ戻ることができます。顎関節症(TMJ)の中で最も一般的なタイプです。
還元なし内部変位(IDWOR)
ディスクがずれたまま自力で元の位置に戻らない状態です。還元ありタイプに比べて発生頻度は低いですが、症状が重くなることがあります。
症状の共通点と違い
両タイプとも顎の痛み、クリック音、ポッピング、顎のロック感を引き起こすことがあります。還元なし内部変位(IDWOR)では、口を開けにくくなる、頭痛、めまいといったより重篤な症状が現れることがあります。
治療法
まずは保存的療法が中心です。鎮痛剤の使用、氷嚢での冷却、理学療法などで症状緩和を図ります。保存療法で改善しない場合や重度の場合は、外科的処置が検討されることがあります。
