腹部脂肪が心臓に与える影響とは?

腹部肥満は、余分な体重と内臓脂肪が蓄積し、ウエストが太くなる状態です。腹部に脂肪がたまると、心臓の周りにも余分な脂肪が存在し、圧迫や血流障害を引き起こして心臓機能に悪影響を及ぼすことがあります。

冠動脈疾患

腹部周辺の脂肪は、冠動脈疾患のリスクを高めます。心臓の周囲に脂肪が蓄積すると、血管の機能が阻害され、狭心症や心筋梗塞の原因となります。

炎症

ミシガン大学心血管センターの研究(『Circulation』誌掲載)によると、内臓脂肪付近の炎症が動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めることが分かっています。

ホルモン

脂肪細胞から分泌される食欲・生殖・代謝に関わるホルモンは、炎症が起きるとバランスが崩れます。その結果、コレステロールが上昇し、動脈硬化が進行しやすくなります。

代謝

糖尿病などの代謝疾患だけでなく、腹部脂肪が引き起こす炎症が直接的に心臓の機能不全に関与しています。

その他の心疾患

ホルモンバランスの乱れや副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の過剰分泌は腹部肥満を招き、冠動脈疾患、血管閉塞、弁膜症、心膜炎、心筋症、不整脈など多様な心臓疾患のリスクを高めます。

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