脂肪吸引で過剰な脂肪除去は可能か?

脂肪吸引による過剰な脂肪除去は可能か

脂肪吸引(リポサクション)では、過剰な脂肪を除去することが可能ですが、過度に脂肪を取り除く「過剰吸引」は重大なリスクを伴います。安全な範囲で計画的に手術を行うことが重要です。

過剰除去による主なリスクと合併症

  1. 脂肪塞栓症:大量の脂肪が血流に入ると、肺に到達し致命的な脂肪塞栓症を引き起こす可能性があります。
  2. 低血容量症:広範囲の吸引で大量出血が起き、血圧低下やショック、最悪の場合は臓器不全に至ります。
  3. 神経障害:神経が損傷すると、感覚麻痺やしびれ、場合によっては感覚消失が起こります。
  4. 皮膚凹凸・不整形:脂肪を取りすぎると皮膚が凹み、見た目に不自然な凹凸が残ります。
  5. 感染リスク:手術時間が長くなるほど、創部感染のリスクが高まります。
  6. 創傷治癒遅延:組織への外傷が大きくなると、傷の回復が遅れます。
  7. 審美的失敗:過度の除去は体のバランスを崩し、自然さを欠いた外観になります。

安全に脂肪吸引を行うために

経験豊富な形成外科医は、患者の体格、体重、皮膚の弾力性、希望する仕上がりを総合的に評価し、適切な除去量を決定します。手術は資格を持つ専門医が、医学的・倫理的に安全な範囲で実施することが求められます。

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