ERP(露出反応予防)療法で強迫性障害を克服する方法

露出反応予防(ERP)療法は、不安に基づく神経症の中でも特に強迫性障害(OCD)に有効とされる治療法です。患者は恐怖対象に繰り返し直面し、その際に通常は不安を和らげるために行う安全行動(強迫行為)を行わないよう指導されます。電話でセラピストとやり取りしながら行える安全な治療で、対面の必要はありません。

ERPでOCDを治療する手順

  1. 1. 1つずつ取り組む 複数の強迫観念や行動を同時に克服しようとすると、効果が薄れ逆効果になることが多いです。まずは最も困難でない組み合わせから始めましょう。

  2. 2. 恐怖に直面する 例として「外出時に電気を消さない」ことが恐怖なら、意図的に電気をつけたまま外出します。歩道のひび割れを踏むことが不安なら、敢えて踏んでみます。恐れている行動を実際に行うことがポイントです。

  3. 3. 強迫行為を止める 恐怖にさらされたときに、通常は行う安全行動を意識的に中止します。最初はセラピストと電話でサポートしながら行うと安心です。必要なら友人に付き添ってもらい、強迫行為を阻止してもらいましょう。

  4. 4. 繰り返し練習する 一度強迫行為を止めたら、次回以降も同じ状況で行わないよう継続します。セラピストがいなくても、再度行動を取らないことが治療の進展に繋がります。最初は不安が残りますが、数週間〜数か月で徐々に軽減します。

  5. 5. 進捗を確認する 強迫行為を克服したら、セラピストと電話または対面で経過を報告します。次に取り組むべき強迫行為や現在の感情について話し合い、治療計画を調整します。

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