強迫性障害(OCD)の特徴を見分ける方法

概要

強迫性障害(OCD)は、約200万人の米国成人が罹患している治療可能な精神疾患です。OCDは強迫性パーソナリティ障害や他の精神疾患と混同されがちですが、診断・治療が十分に行われていないケースが多く見られます。

必要なもの

  • 観察(本人や周囲の行動・思考の注意深い観察)

チェックリスト

  1. 不合理な執着(妄想的な思考)を探す

    多くの人は何らかの思考や行動に執着しますが、OCD患者はそれが明らかに不合理であり、日常生活や人間関係、仕事に支障をきたします。本人は自分の執着が不合理であることを認識していますが、止め方が分かりません。代表的な執着例としては、以下が挙げられます。

    ・汚染への恐怖(細菌や汚れへの過度な不安)
    ・自分や他者が傷つくことへの妄想
    ・制御できない衝動や攻撃的な衝動の想像
    ・性的な侵入思考や欲求
    ・過度な宗教的・道徳的な疑念
    ・禁じられた考えや衝動への執着
    ・「完璧に」物事を行う必要性
    ・告白や報告を繰り返す衝動
    ・過剰な洗浄、繰り返し行うチェック、数える行為など(2006年 Obsessive Compulsive Foundation)

  2. 繰り返し行われる強迫行為を探す

    執着思考に伴う不安を和らげるため、OCD患者は強迫行為に走ります。これらの行為は過度に繰り返され、生活全般に支障を与えます。代表的な例は以下の通りです。

    • 手を何度も洗う(細菌や汚染への不安を軽減しようとする)
    • コンロや電源などを何度も確認する(「消し忘れ」の不安を払拭しようとする)

    このような行為が日常生活の時間を奪い、仕事や対人関係に支障をきたすことがあります。

  3. 保管行動(ホーディング)を確認する

    すべてのOCD患者に見られるわけではありませんが、物や動物を過剰に保管する行動は、世界への不安感や安全感への欲求の表れと考えられます。保管は「安心を得る」ための強迫的な行動として分類されます。

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