杖の正しい使い方

杖を初めて使うときは、種類や握り方が多くて戸惑うことがあります。歩行の目的に合わせて適切な杖を選び、正しい使い方を身につけることが大切です。

使用手順

  1. 杖の選択:バランス補助が目的なら先端が一本のシングルチップ杖を、体重を支える必要がある場合は四つ先があるタイプを選びます。握りやすく、長時間使用しても手が痛くならないハンドルを選びましょう。杖の長さは、立った状態で手首のしわ(手首関節の折り目)に合わせ、肘が自然に軽く曲がる高さが目安です。

  2. 自宅の安全対策:滑りやすいラグや電源コードは取り除きます。浴室やトイレには滑り止めマットや手すりを設置し、狭い泥部屋や玄関など杖が使いにくい場所も整理しておきましょう。

  3. 歩行時の使い方:安定やバランスを補う場合は、杖を反対側の足と同時に前に出します。どちらの手で持つかは特に重要ではありません。筋力低下や怪我で支える場合は、理学療法士や医師の指示に従い、怪我した足と同側の手で杖を使うのが一般的です。

  4. 階段の上り下り:上るときは手すりを握り、健側の足から踏み出します。杖は怪我した足と反対側の手に持ちます。下りるときはまず杖を最初の段に置き、次に怪我した足、最後に健側の足の順で下ります。

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