腹痛に使える鎮痛薬
腹痛はガス溜まりから大腸がんまで、様々な原因で起こります。アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、処方されるオピオイドなどの鎮痛薬が、症状の緩和に役立つことがあります。
種類
- 市販薬はアセトアミノフェン、イブプロフェン、ナプロキセンなどのNSAID系が一般的です。重度の痛みには、コードイン、モルヒネ、ヒドロコドンといった処方オピオイドが使用されます。
薬理作用
- アセトアミノフェンは中枢の痛み閾値を上げると考えられています。オピオイドは脳内のエンドルフィン受容体に結合し、自然な鎮痛物質の作用を模倣します。NSAIDは痛みを引き起こすプロスタグランジンの生成を阻害します。
原因別の適応
- 原因に応じて鎮痛薬の選択が変わります。例えば、腎臓結石による腎膿痛にはNSAIDが有効とされ、原因不明の急性腹痛には静脈内オピオイドが推奨されます。
禁忌
- NSAIDは胃潰瘍や消化管障害のある患者では出血リスクが高まるため禁忌となります。オピオイドは便秘や嘔吐を引き起こすことがあり、症状を悪化させる可能性があります。
注意点
- 腹痛の原因を正確に把握することが安全かつ効果的な治療の鍵です。医師の指示なしに自己判断で鎮痛薬を使用しないでください。突然の激しい痛みや持続的な痛みは直ちに医療機関を受診しましょう。
