治療中のクライアントに対するマッサージの禁忌は?
マッサージが禁忌となる医療状態
以下の状態は、マッサージにより症状が悪化する恐れがあります。
- 深部静脈血栓症(DVT)
- 皮膚感染症
- 開放創・火傷
- 捻挫や骨折
- 特定の心臓疾患
- 特定の神経系疾患
マッサージと相互作用する可能性のある薬剤
次の薬剤を服用中の場合、血液循環や組織の回復に影響を与えるため、施術前に医師と確認が必要です。
- 抗凝固薬(血液を固まりにくくする薬)
- 血液を薄める薬(血液希釈薬)
- 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
- ステロイド剤
- 化学療法薬
最近の手術や医療処置
以下の期間内に手術・処置を受けた場合は、マッサージを控えるか、医師の許可を得てください。
- 手術後6〜8週間以内
- 美容処置(ボトックス、フィラーなど)後2〜4週間以内
- 医療処置(生検、注射など)後24〜48時間以内
妊娠
特に妊娠初期(第1トリメスター)はマッサージの禁忌とされることが多いです。妊娠中の施術は必ず産科医の指示に従って行ってください。
免疫機能が低下している状態
免疫が低下していると感染リスクが高まります。以下のような状態は注意が必要です。
- HIV/エイズ
- がん治療中
- 糖尿病(特に血糖コントロールが不安定な場合)
痛み・腫れ・炎症がある部位
マッサージ対象部位に疼痛、腫脹、炎症が認められる場合は施術を避けるか、医師の許可を得てください。
医師からの指示
クライアントが受診中の医師から「マッサージを避けるよう指示」されている場合は、必ずその指示に従ってください。
クライアントが現在治療中、または健康上の問題を抱えている場合は、施術前に必ず医師と相談し、安全を最優先にしてください。
