クレオソートは何が原因でできるのか?

防腐剤としてのクレオソート

木材や石炭を高温で燃焼させた際に生じる灰や残留物を、他の化学薬品や油と蒸留して作られるのが木タールや石炭タールのクレオソートです。特に石炭タールクレオソートは、電柱や橋梁、丸太住宅、鉄道枕木などの木材を日光や雨から保護する防腐剤として利用されます。

煙道にたまるクレオソート

住宅用暖炉で木材や石炭を低温で燃やすと、完全燃焼ができず不完全燃焼生成物が煙と共に上昇し、煙道内で凝縮して黒く油状の堆積物「クレオソート」として付着します。このクレオソートは防腐剤と化学組成は似ていますが、製造工程はありません。

危険性

  • 防腐剤として処理された木材が燃えると、有害な毒素が大気中に放出され、長期間大量に吸い込むと肺に障害をもたらす恐れがあります。また、産業排水による地下水汚染のリスクもあります。
  • 煙道に堆積したクレオソートは燃えやすく、酸素が供給されると火災の原因となります。実際、暖房設備の火災の約73%、住宅全体の火災の約25%がクレオソートに起因するとされています。

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