ボトックスAの過剰投与で起こる副作用とは?
ボトックスA(オンラボトキシンA)とは
ボトックスAは、医療や美容のさまざまな施術で使用される純粋な神経毒です。適切な用量で使用すれば安全性は高いとされていますが、投与部位や量によっては副作用が現れることがあります。
一般的に見られる副作用
筋力低下:注射した部位の筋肉が一時的に弱くなり、笑顔や眉上げ、しかめ面などがしにくくなることがあります。
内出血・腫れ:注射部位に青あざや腫れが生じることがあります。特に浅く注入した場合に起こりやすいです。
まぶたの垂れ(眼瞼下垂):まぶたを上げる筋肉に近すぎると、まぶたが垂れ下がります。
口腔乾燥:唾液分泌を制御する神経が影響を受け、口が渇くことがあります。
頭痛:注射後数日間にわたり頭痛が起こることがあります。
嚥下障害:飲み込みに関わる筋肉に影響が及ぶと、食べ物や飲み物を飲み込むのが困難になることがあります。
アレルギー反応:稀ですが、発疹・蕁麻疹・呼吸困難・腫れなどのアレルギー症状が出ることがあります。
過剰投与時に起こり得る重篤な副作用
ボツリヌス症:ボトックスが全身に拡散し、呼吸や筋肉の動きを制御する神経に影響を与える稀な重篤疾患です。筋力低下、呼吸困難、麻痺などが症状として現れます。
致死:極端に過剰な投与が行われた場合、死亡に至ることがあります。
安全に使用するためのポイント
適切な用量を守り、資格を有する医療従事者が施術を行えば副作用のリスクは低く抑えられます。治療を受ける前に、リスクとベネフィットを十分に理解しておくことが重要です。
