コーラー骨疾患

コーラー骨疾患は、足の背側にある舟状骨(navicular bone)への血液供給が途絶えることで起こる稀な疾患です。血流が遮断されると舟状骨が壊死し、崩壊してさまざまな症状が現れます。

罹患率

米国国立衛生研究所(NIH)の報告によると、コーラー骨疾患は主に3歳から5歳の幼児に多く見られ、男児の方が女児よりも発症しやすいとされています。

症状

主な症状は、片足の足裏アーチの高い部分に痛みや圧痛が生じ、歩行時に足を引きずるような跛行(はこう)です。

診断

診断は主にレントゲン検査で行われます。小児科医は疑いがある場合、必要な撮影部位や角度を判断し、画像で舟状骨の変化を確認します。

治療

治療法としては、患部への負荷を減らすための安静、痛みを和らげるための非ステロイド性抗炎症薬(例:ナプロキセン、イブプロフェン)の投与、場合によっては足を固定する石膏キャストの装着が行われます。

予後

適切な治療を受ければ、ほとんどの子供は2年以内に回復し、後遺症なく正常な足の機能を取り戻すとメルク医療マニュアルは述べています。

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