大人がかかる伝染性皮膚発疹とは

発疹は痛みやかゆみ、見た目の恥ずかしさから日常生活に支障をきたすことがあります。大人でも感染しやすい伝染性の皮膚発疹は複数あり、主な予防策は手洗い・入浴の徹底や感染者との接触を避けることです。

温浴槽性皮膚炎(ホットタブラッシュ)

米国疾病予防管理センター(CDC)によると、温浴槽やスパ、プールが不適切に管理されていると、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)に感染しやすくなります。全身に小さな丘疹が現れ、特に水着で覆われた部位は長時間の接触で症状が重くなることがあります。

伝染性膿痂疹(インペティゴ)

インペティゴは、感染者の発疹から出る液体に触れたときに広がります。米国国立衛生研究所(NIH)によれば、呼吸器感染や他の皮膚疾患の後に成人が発症するケースも報告されています。

疥癬(かいせん)

疥癬はヒゼツヤブリという小さなダニが皮膚に潜み、毒素を分泌してニキビ様の発疹を引き起こす寄生虫感染です。アメリカ皮膚科学会は、直接接触や同じ寝具・衣類の共有で感染が広がると指摘しています。

水痘(みずぼうそう)

子どもの病気として知られる水痘ですが、過去に感染していない成人でも罹患します。CDCは、成人が水痘にかかると重症化しやすく、入院や死亡に至るリスクが高まると報告しています。

コンタジオウイルス性軟瘤(モルスカム・コンタジオサム)

コンタジオウイルス性軟瘤は、皮膚に小さなピンク色の隆起ができるウイルス性皮膚感染です。感染者の皮膚や使用したタオルなどに触れることで広がります。CDCは、自然に治癒する軽度の感染としています。

以上のように、成人が罹りやすい伝染性皮膚発疹は様々です。症状が現れたら早めに医療機関を受診し、適切な治療と感染拡大防止策を講じましょう。

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