酸素チューブ使用の手順と注意点

酸素チューブは、医療機関や在宅で酸素補給が必要な患者さんが使用する透明なプラスチックチューブです。鼻カニューレとも呼ばれ、病院では主に6フィート(約2メートル)と25フィート(約7.5メートル)の長さが使用されています。酸素チューブは、酸素ボンベ(または壁面酸素供給装置)、チューブ、流量計の3部構成の一部です。

使用前の準備

  • 酸素供給装置にチューブを接続する前に、医師が指示した流量が正しく設定されているか確認します。一般的な流量は1分あたり2リットルです。流量の変更は必ず医師の指示を仰いでください。

    鼻腔の乾燥防止のために加湿が指示されている場合は、加湿装置を酸素ボンベまたは壁面流量計に取り付けます。

鼻カニューレの装着方法

  • カニューレのチップを患者の鼻孔に入れ、先端は上向きにします。チップ近くの平らなタブは患者の唇の上に配置します。チューブは耳の後ろでループさせ、顎の下で調整スライダーで固定します。チューブを頭部に巻き付けて締め付けるような「絞首台」形は窒息リスクがあるため絶対に行わないでください。

    チップが鼻粘膜を刺激する場合は、水性潤滑剤を少量塗布すると楽になります。耳や頬の下に小さなガーゼパッドを置くと、チューブの摩擦や擦れを軽減できます。皮膚の負担を減らすため、1日3〜4回はチューブを外して休ませましょう。

使用上のポイント

  • 酸素供給会社の連絡先(電話番号)を手元に置き、緊急時にすぐ連絡できるようにしておきます。補給が必要になる2〜3日前に新しい酸素を注文し、休日や週末を考慮した余裕を持たせましょう。

    チューブにひび割れや破損がないか定期的に確認し、万が一に備えて予備の酸素供給装置を用意しておきます。

日常ケア

  • 鼻チップは毎日温かい湿布やアルコールパッドで清拭し、清潔に保ちます。インフルエンザ、結核、その他重篤な感染症の患者の場合は、使用済みチューブを廃棄し、新しいものに交換してください。予備のチューブを常備しておくと安心です。

注意事項

  • 酸素は極めて可燃性が高いため、火気や喫煙の近くで使用しないでください。患者周囲での喫煙は絶対に禁止し、酸素使用エリアには消火器を常備しましょう。

    呼吸困難、心拍数の急上昇、唇や指先の青紫変色、意識混濁、不安、落ち着きのなさ、過度の眠気などの異常が見られた場合は、直ちに医療機関へ連絡してください。

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