結核皮膚テスト(PPD)の陽性・陰性判定と手順
結核(TB)とは
結核は肺を主に侵す細菌性疾患です。結核菌を含む空気を吸い込むことで感染し、肺に潜伏した菌が活性化すると肺組織を破壊します。
結核皮膚テスト(PPD)とは
結核皮膚テストは、腕の皮下に精製タンパク質誘導体(PPD)という液体を注射し、免疫反応を観察する検査です。
検査手順
- 医師が腕の皮下にPPDを注射します。
- 注射後、2〜3日間待ちます。
- 再来診で医師が注射部位の腫脹(赤みや硬さ)を測定します。
結果の判定基準
腫脹の直径に基づいて陽性・陰性が判断されます。
陽性と判定される条件
- 健康な成人で腫脹が15 mm以上。
- リスク要因(結核患者との接触、免疫抑制など)を考慮し、より小さな腫脹でも陽性と判定されることがあります。
- 水疱ができる場合も陽性反応です。
陰性と判定される条件
- 腫脹が15 mm未満の場合は通常陰性と判断されます。
- ただし、新たに感染した人の約25%は陰性になることがあります。
