上気道抵抗症候群(UARS)とは?
上気道抵抗症候群(UARS)は、睡眠中に上気道が部分的に狭くなることで起こる睡眠障害です。主な症状は以下の通りです。
- 大きないびき
- 頻繁な覚醒
- 呼吸困難感
- 息切れや窒息感
- 朝の頭痛
- 日中の眠気
UARSは、上気道が完全に閉塞する閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)とは異なりますが、症状が重なることがあります。
診断が難しく、症状があっても医療機関に相談しないケースや、診断が見逃されるケースが多いのが現状です。
診断
診断は症状の聴取と睡眠ポリグラフ検査(睡眠中の脳波、呼吸、血中酸素濃度など)に基づきます。検査で上気道の頻繁な部分閉塞が確認されれば、UARSと診断されます。
治療
治療法は患者の状態に合わせて選択されます。
- 体重管理、アルコール・喫煙の回避、側臥位での睡眠など生活習慣の改善
- 鼻腔手術による気道拡張
- 口腔装置で気道を保持
- CPAP(持続陽圧呼吸)療法で気道に一定の圧力を供給
自分に合った治療法は医師と相談しながら決めましょう。
予後
UARSは慢性的な状態ですが、適切な治療により症状は大幅に改善します。多くの患者が生活の質の向上を実感しています。
