爪を傷つける全身性疾患・障害とは?

爪の変化は、体内のさまざまな全身性疾患や障害のサインになることがあります。以下に、爪に影響を及ぼす代表的な疾患をまとめました。

1. 乾癬(かんせん)

慢性的な皮膚疾患で、赤くかゆみのある鱗屑が特徴です。爪にも影響し、厚くなったり、脆く砕けやすくなることがあります。

2. 扁平苔癬(へんぺいだいせん)

皮膚・粘膜・爪を侵す慢性炎症性疾患です。爪が薄くなり、脆くなり、リッジ(溝)ができやすくなります。

3. 円形脱毛症(えんけいだつもうしょう)

自己免疫性の脱毛症で、頭髪だけでなく爪にも影響し、薄く脆く、凹み(ピット)ができることがあります。

4. 真菌感染症(爪白癬)

爪真菌症は爪を厚く、変色させ、砕けやすくします。

5. 細菌感染症(爪囲炎)

爪周囲の細菌感染により、腫れ、発赤、痛みが生じます。

6. 貧血

鉄欠乏性貧血などは爪を脆くし、匙状(スプーン形)や蒼白に変化させます。

7. 甲状腺疾患

甲状腺機能低下症・亢進症は爪を脆く、薄く、リッジができやすくなります。

8. 糖尿病

神経障害や血行不良により、爪が厚くなったり変色し、真菌感染が起こりやすくなります。

9. レイノー病

指先や足先の血流が低下し、爪が脆く、変色し、痛みを伴うことがあります。

10. 結合組織疾患(全身性エリテマトーデス、関節リウマチなど)

これらの疾患は爪を薄く、脆く、リッジができやすくします。

11. 肝疾患(肝硬変、肝炎など)

爪が薄く、脆く、黄色く変色することがあります。

12. 腎疾患

爪が薄く、脆く、白くなることがあります。

爪の状態は体内の健康を映す鏡です。異常を感じたら、皮膚科や内科の専門医に相談し、適切な検査と治療を受けましょう。

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