脳卒中患者のための運動療法ガイド

トレッドミル運動

ジョンズ・ホプキンス医学部の研究によると、トレッドミルで定期的に歩くことで脳卒中サバイバーの健康と機動性が向上します。脳卒中後も脳は運動を再学習できる能力を保持しており、数年経過していてもトレッドミル運動により歩行能力が改善されることが多いです。

同研究では、発症から6か月以内の患者が週3回、最大40分のトレッドミル療法を行い、歩行速度の大幅な向上、歩行に関連した脳活動の増加、全身の体力向上が確認されました。さらに心血管系の活動が増えることで、今後の脳卒中リスクも低減します。

水中運動(アクアエクササイズ)

全国脳卒中協会は、水泳が脳卒中サバイバーにとって最適な運動のひとつとしています。陸上での歩行が困難な方でも、水の浮力により体重が軽減され、プールの縁を掴みながら部分的に水中で歩くことが可能です。関節への負担が少なく、バランス改善にも効果があります。水のサポートを受けて、スクワットなど陸上では難しいストレッチ動作も実施できます。

ウェイトトレーニング

脳卒中後は骨密度と筋肉量の低下が起こりやすく、特に影響を受けた側に顕著です。2〜5ポンド(約0.9〜2.3kg)のダンベルを定期的に持ち上げることで、筋肉量の維持・増加、骨密度の低下防止に役立ちます。

太極拳(タイチ)

太極拳は全米の健康クラブで広く取り入れられており、バランス、筋肉トーン、認知機能、身体意識の向上が報告されています。ゆっくりとした連続的な動きは、年齢を問わず実践でき、ストレス軽減にも効果的です。

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