大規模な脳卒中を引き起こす主な要因

米国心臓協会によると、脳への血管が破裂したり詰まったりすると脳卒中が起こります。脳への血流が途絶えると酸素と栄養が不足し、脳細胞が死滅します。

脳卒中にはさまざまな原因があり、リスク要因を理解すれば生活習慣を改善し、発症リスクを減らすことができます。

高血圧

高血圧(ヒュpertension)は「サイレントキラー」と呼ばれ、症状が出にくいのが特徴です。血圧が危険なレベルに達すると、めまい、頭痛、視力のぼやけなどが現れます。

血圧は上血圧(収縮期)と下血圧(拡張期)の二つの数値で表されます。成人の目標は、収縮期140 mmHg以下、拡張期90 mmHg以下、理想的には120/80 mmHgです。

定期的な運動、塩分・アルコールの摂取制限、バランスの取れた食事が血圧コントロールに有効です。生活改善だけで効果が不十分な場合は、医師が降圧薬を処方します。

高コレステロール血症

コレステロールは細胞膜やホルモン、ビタミンの材料となる脂質です。LDLコレステロールは動脈壁にプラークを蓄積させ、脳卒中リスクを高めます。一方、HDLコレステロールはプラークを除去し、リスク低減に寄与します。

米国心臓協会は、総コレステロールを200 mg/dL以下に保つことを推奨しています。飽和脂肪酸の摂取を減らし、適度な運動を続けることで改善できます。必要に応じて、医師はコレステロール低下薬を処方します。

喫煙

ノースカロライナ州脳卒中協会の調査によれば、喫煙は脳卒中リスクを約2倍にします。禁煙すれば数年後には非喫煙者と同等のリスクに戻ります。

喫煙がリスクを高める理由は、血圧上昇、血栓形成の促進、HDLの低下、血管壁への脂肪沈着などです。これらが脳への血流を阻害し、卒中を引き起こします。

肥満

体格指数(BMI)が30以上の肥満は、正常体重者に比べ脳卒中リスクが高くなります。肥満は高血圧、糖尿病、高コレステロールなどの合併症を通じてリスクを増大させ、心臓や血管への負担も大きくなります。

体重を減らすだけでもリスクは低減します。例えば、体重を10ポンド(約4.5kg)減らすと血圧が下がるケースが多く報告されています。

ホルモン剤(経口避妊薬・更年期ホルモン)

女性がホルモン剤を使用すると、脳卒中リスクが上昇します。エストロゲンを多く含む経口避妊薬は血栓形成のリスクを高め、30歳以上の女性で特に注意が必要です。また、閉経後のエストロゲン補充療法や「自然」派と称される市販の更年期サプリにもエストロゲンが含まれ、リスクが増す可能性があります。

以上の要因を管理することで、脳卒中の予防につながります。

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