視神経卒中の兆候と症状
視神経に起こる卒中は、一般的な脳卒中と似た症状が見られますが、実際には神経線維が侵される別の疾患です。神経卒中は視力低下や視野欠損を引き起こし、主に目に影響します。45歳以上の方は視力に異変があればすぐに医師の診察を受けることが重要です。
突然の視力低下
中高年(55歳以上)に多く見られ、突然の失明やぼやけた視界が片目から始まり、次第にもう片方の目へ広がります。血流障害により視野が狭くなる(トンネルビジョン)こともあります。
コントラスト感度の低下
色の微妙な濃淡を区別しにくくなる症状です。緑の濃淡が分からなくなる、あるいは全体的に色感度が低下することがあります。アンバー色フィルターや明るさの調整で対処することがあります。
動脈性前部虚血性視神経症(AION)
視神経前部が影響を受ける最も危険なタイプです。視神経乳頭が蒼白で腫れ、眼球周辺に出血が見られます。放置すると致命的になる可能性があります。
非動脈性前部虚血性視神経症(NAION)
睡眠中の血圧低下が原因と考えられています。起床時に視力低下や視覚のぼやけが現れ、血圧を下げすぎるベータブロッカーの使用がリスクを高めることがあります。
早期発見と適切な治療が視力保存に不可欠です。
