TSHレベルとは何か?

検査の目的と利用方法

TSH(甲状腺刺激ホルモン)測定は、血中のTSH濃度を調べる検査です。下垂体から分泌され、甲状腺に甲状腺ホルモン(チロキシン・トリヨードチロニン)の産生を指示します。主に甲状腺機能障害の診断、女性の不妊原因の評価、下垂体機能の確認に利用されます。また、新生児の先天性甲状腺機能低下症のスクリーニングや、甲状腺薬の治療効果のモニタリングにも用いられます。

正常範囲

Medline Plusによると、TSHの正常範囲は0.4〜4.0 mIU/Lです。ただし、甲状腺機能低下の兆候がある場合は、2 mIU/L以上の値が将来的な甲状腺機能低下症を示唆することがあります。

異常結果の意味

TSH値が高い場合は甲状腺機能低下症(甲状腺が働きにくい)を、低い場合は甲状腺機能亢進症(甲状腺が過剰に働く)を示す可能性があります。確定診断や原因特定のためには、追加の血液検査や画像検査が必要です。

検査方法

静脈または動脈から血液を採取し、検体を分析します。合併症は稀ですが、採血部位の出血過多、失神、打ち身、感染症などが起こることがあります。

検査前の留意点

アスピリンなどの薬剤はTSH測定値に影響を与えることがあります。服用中の薬やサプリメントは必ず医師に伝えましょう。また、強いストレスや急性の病気も結果に影響することがあります。

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