レボチロキシンの副作用と対策
レボチロキシンは、甲状腺が分泌する自然ホルモン・チロキシン(T4)の合成薬です。主に甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモン不足)を治療するために、シンセロイドやレヴォキシルなどの商品名で処方されます。
作用機序
レボチロキシンは不足したチロキシンを補い、脳機能、代謝、体温調節などを正常化します。
予防・対策
副作用は過剰投与が原因で、甲状腺機能亢進症(甲状腺ホルモン過剰)に似た症状が現れます。医師に服用量の調整を依頼すれば多くの場合改善できます。
一般的な副作用
過剰投与により以下のような症状が起こります。
- 不安感、下痢、発熱、頭痛
- 食欲増進、睡眠障害(不眠)、吐き気
- ほてり、発汗、震え、脱力感
重篤な副作用
まれに以下の症状が現れることがあります。
- けいれん
- 高血圧
- 心拍の乱れや心筋梗塞
薬物相互作用
レボチロキシンは血糖値に影響を与えるため、糖尿病患者はインスリンや経口血糖降下薬の用量調整が必要です。また、以下の薬剤と相互作用します。
- 抗凝固薬(ワルファリンなど)
- β遮断薬
- 経口避妊薬
- 一部のコレステロール低下薬(スタチンなど)
