甲状腺機能低下はうつ病の原因になるのか?
甲状腺機能低下とは
甲状腺は首の前側にある小さな腺で、代謝・成長・発達を調整するホルモンを分泌します。甲状腺機能低下(甲状腺機能低下症)は、甲状腺が十分なホルモンを作れない状態です。
主な症状
- 体重増加
- 倦怠感
- 便秘
- 乾燥肌
- 髪の毛が薄くなる
- 月経不順
- 集中力低下
- 常に寒さを感じる
- 筋力低下
- うつ状態
- 不安感
うつ病との関係
うつ病は甲状腺機能低下の代表的な症状のひとつです。研究によれば、甲状腺機能低下患者の約50%がうつ症状を併発するとされています。甲状腺ホルモンが不足すると脳内の神経伝達物質バランスが乱れ、気分が落ち込みやすくなると考えられています。
治療と改善
甲状腺ホルモン補充薬でホルモンレベルを正常に戻すと、うつ症状を含む多くの症状が改善されます。症状が疑われる場合は、早めに医師の診断を受けましょう。早期治療は、うつ病をはじめとした合併症の予防につながります。
うつ病への対処法(甲状腺機能低下がある場合)
- 医師にうつ症状を相談し、必要に応じて抗うつ薬やカウンセリングを受ける。
- 同じ病状を持つ人たちのサポートグループに参加し、情報共有と精神的支援を得る。
- 十分な睡眠、バランスの取れた食事、定期的な運動を心がけ、体調と気分を整える。
- カフェインやアルコールは過剰摂取を控え、症状悪化を防ぐ。
- 重度のうつ症状が続く場合は、精神科や臨床心理士など専門家の助けを早めに求める。
