橋本病(慢性甲状腺炎)とはどのような疾患ですか?
橋本病(慢性甲状腺炎)とは
橋本病は自己免疫疾患の一つで、免疫システムが自分の甲状腺を誤って攻撃します。甲状腺は首の前部に位置し、代謝を調整するホルモン(T4、T3)を分泌します。
免疫攻撃により甲状腺組織が炎症を起こし、徐々に機能が低下します。その結果、甲状腺ホルモンの分泌が不足し、甲状腺機能低下症(低下症)を引き起こします。
主な症状は疲労感、体重増加、寒さに対する感受性の上昇、便秘、脱毛などです。診断は血液検査で抗甲状腺抗体(抗TPO抗体、抗TG抗体)と甲状腺ホルモン濃度を測定し、超音波検査で甲状腺の形態を評価します。
治療は甲状腺ホルモンの補充(レボチロキシン)によるホルモンレベルの正常化が中心です。定期的な血液検査で適切な投薬量を調整します。
