TSHが上昇する意味とその原因

TSH検査は血中の甲状腺刺激ホルモン(TSH)の量を測定します。TSHは甲状腺に甲状腺ホルモンの産生を指示するホルモンです。この検査は甲状腺疾患の診断に使用され、TSHが高い場合は通常、甲状腺機能低下症の指標です。

定義

甲状腺機能低下症は、甲状腺が十分に機能せず、体内に甲状腺ホルモンが不足する状態です。

説明

甲状腺ホルモンが不足すると、下垂体は血中のホルモン濃度低下を感知し、甲状腺を刺激するためにTSHの分泌を増やします。その結果、TSH値が上昇します。

原因

主な原因は自己免疫疾患(橋本病)で、体が甲状腺組織を攻撃しホルモン産生が阻害されます。他にも、甲状腺手術、過剰甲状腺症の治療薬、頭頸部放射線、下垂体機能障害、妊娠、ヨウ素欠乏などがあります。

影響

甲状腺ホルモンは多くの身体機能に関与しているため、未治療の甲状腺機能低下症は心疾患、うつ病、認知機能低下、不妊、先天性異常、ミクセデマ(皮膚のむくみ)などを引き起こす可能性があります(Mayo Clinic)。

その他の原因

TSHが高い状態は、甲状腺ホルモン抵抗性という、体がホルモンに正常に反応しない状態でも見られます(DrLowe.com)。

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