甲状腺機能低下の兆候と症状
甲状腺は代謝を調節するホルモン(T3・T4)を分泌します。これらのホルモンが不足すると「甲状腺機能低下症」と呼ばれ、体重増加から昏睡、場合によっては心不全や死亡に至ることがあります。早期に症状を認識し、適切な治療を受けることが重要です。
疲労感・倦怠感
- 甲状腺ホルモンが不足すると、全身のエネルギー産生が低下し、疲れやすくなります。また、筋力低下や関節のこわばり、疼痛、うつ状態なども併発し、倦怠感が増幅します。
代謝関連症状
- エネルギー代謝が低下するため、体重増加や脂肪蓄積が起こります。さらに、血中コレステロールの上昇や便秘といった代謝異常も見られます。
その他の症状
- 爪が割れやすくなる、髪が細くなる、皮膚が乾燥する、月経が過多になる、寒さに耐えられなくなるなど、比較的軽微に思える症状でも甲状腺機能低下が進行しているサインです。
甲状腺腫(ゴイター)
- 甲状腺が肥大すると首の前部にしこりのような腫れが現れます。これは甲状腺がホルモン産生を増やそうと過剰に刺激され、結果的に大きくなるためです。
