甲状腺が分泌するホルモンとは?

甲状腺は首に位置する内分泌腺で、主に3種類のホルモンを分泌します。これらのホルモンは体内の代謝やエネルギー産生、カルシウムバランスを調整し、健康維持に欠かせません。

1. サイロキシン(T4)

サイロキシンは甲状腺が最も多く産生するホルモンで、体の基礎代謝率やエネルギー産生、成長・発達をコントロールします。

2. トリヨードサイロニン(T3)

トリヨードサイロニンはT4から体内の様々な組織で変換されて生成されます。量はT4より少ないものの、生理活性は高く、代謝調整に重要な役割を果たします。

3. カルシトニン

カルシトニンは血中カルシウム濃度を下げる働きを持ち、骨へのカルシウム沈着を促進し、骨からのカルシウム放出を抑制します。副甲状腺ホルモン(PTH)の作用に拮抗し、カルシウム恒常性を保ちます。

さらに、甲状腺はサイログロブリンというタンパク質も合成します。サイログロブリンは甲状腺ホルモンの貯蔵形態として機能し、必要に応じてT4やT3へと変換されます。

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