甲状腺機能低下症と甲状腺機能亢進症の違いとは?

甲状腺機能低下症(低下症)

定義:甲状腺が十分なホルモンを産生できず、基礎代謝が低下する状態です。

主な症状:倦怠感、便秘、体重増加、寒さに弱い、皮膚乾燥、髪の毛が細くなる、筋力低下、生理不順、うつなど。

原因:自己免疫疾患(橋本病)、ヨウ素欠乏、手術や放射線治療による甲状腺の切除・損傷、特定の薬剤など。

治療法:合成甲状腺ホルモンの経口投与によるホルモン補充療法が一般的です。

甲状腺機能亢進症(亢進症)

定義:甲状腺が過剰にホルモンを産生し、代謝が亢進する状態です。

主な症状:神経過敏・不安感、心拍数増加、食欲増進にも関わらず体重減少、暑さに弱い、過度の発汗、手の震え、眼球突出、筋力低下、下痢など。

原因:自己免疫疾患(グレーブス病)、過活動結節、甲状腺炎などが挙げられます。

治療法:原因に応じて、抗甲状腺薬、放射性ヨウ素療法、部分的または全摘手術などが選択されます。

まとめ

甲状腺機能低下症はホルモン不足で代謝が低下し、甲状腺機能亢進症はホルモン過剰で代謝が上昇します。どちらも健康に大きな影響を与えるため、正確な診断と適切な治療が重要です。

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