高機能性甲状腺結節(ホット)と低機能性甲状腺結節(コールド)の違いとは
甲状腺結節は、甲状腺シンチグラフィ(放射性ヨウ素を用いた撮影)での映り方により「ホット結節」か「コールド結節」に分類されます。
ホット結節(高機能性結節)
シンチグラフィで周囲の甲状腺組織より明るく映ります。これは結節が甲状腺ホルモンを過剰に産生していることを示します。ほとんどの場合、良性で癌ではありません。
コールド結節(低機能性結節)
シンチグラフィで周囲より暗く映ります。これは結節がホルモン産生が低いか、ほとんどないことを示します。良性の場合もありますが、悪性の可能性もあるため追加検査が必要です。
ホット結節とコールド結節の比較
| 項目 | ホット結節 | コールド結節 |
|---|---|---|
| シンチグラフィでの見た目 | 周囲より明るい | 周囲より暗い |
| ホルモン産生機能 | 過剰 | 低下またはなし |
| 癌のリスク | 主に良性 | 良性も悪性もあり得る |
甲状腺シンチグラフィは結節評価の一つに過ぎません。細胞診(細針吸引細胞診)や超音波検査など、他の検査と組み合わせて結節の性状や悪性の有無を判断します。
