甲状腺障害が早期閉経を引き起こす可能性—知っておくべきポイント

早期閉経とは

45歳未満で起こる閉経を早期閉経と呼びます。甲状腺の異常が原因の一つとして挙げられます。

甲状腺障害が早期閉経につながる主な仕組み

  • 甲状腺機能低下症(低下甲状腺):甲状腺ホルモンが不足すると、エストロゲンやプロゲステロンなどの性ホルモンのバランスが崩れ、月経不順や無月経が起こりやすく、結果として早期閉経につながります。
  • 自己免疫性甲状腺炎(橋本病):免疫系が甲状腺を攻撃し炎症を起こすことでホルモン産生が低下し、同様に性ホルモンの減少を招きます。
  • 甲状腺治療(放射性ヨード療法・手術):甲状腺を除去または機能を抑制する治療は、卵巣機能にも影響を与えることがあり、卵巣からのホルモン分泌が減少して早期閉経を引き起こす可能性があります。

その他の要因と対策

甲状腺障害だけが早期閉経の唯一の原因ではありません。遺伝的要因や早発性卵巣不全(POF)、生活習慣なども関与します。甲状腺に問題があり、月経不順、ホットフラッシュ、気分の変動など閉経様症状が見られる場合は、内分泌科や婦人科の専門医に相談し、甲状腺機能とホルモンバランスを総合的に評価してもらうことが重要です。

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