子どものかすれ声
概要
子どもの声がかすれたり、息切れしたように聞こえることがあります。声帯が炎症や外傷などで正常に振動できなくなると、かすれ声になります。
主な原因
最も一般的なのは風邪やインフルエンザによる声帯の腫れです。大声で叫んだり、長時間泣き続けるなど、声帯を過度に使うことでも結節ができかすれ声になります。また、花粉やハウスダストに対するアレルギー反応も原因の一つです。
重大な原因
気管挿管や経鼻胃管の挿入、酸や有毒物質の誤飲、出生時の外傷、交通事故などの外傷が声帯に損傷を与えることがあります。さらに、声帯麻痺や嚢胞、まれに脳や神経の疾患がかすれ声のサインになることもあります。
受診のタイミング
健康な子どもであれば、かすれ声が続く期間は4週間程度が目安です。症状が4週間以上続く、または新生児で胸部手術の既往がある場合はすぐに医師の診察を受けてください。突然のかすれ声や呼吸・嚥下困難を伴う場合は緊急受診が必要です。
予防と対策
声を休めることが最も効果的です。会話を控えさせ、ジェスチャーや筆談でコミュニケーションを取るゲームにすると楽しく声を休められます。ささやきは声帯に負担がかかるため避けましょう。喉を潤すために砂糖不使用のレモンキャンディやのど飴を与えるとよいです。加えて、十分な水分補給と加湿器の使用で喉の乾燥を防ぎます。
