子宮筋腫の治療法
子宮筋腫は子宮にできる良性腫瘍で、腹部の膨らみ、痛み、膣出血、骨盤の圧迫感、性交時の痛みなどの症状があります。月経中の女性だけでなく、閉経後の女性にも発症します。症状が軽度であれば必ずしも医療介入は必要ありませんが、食事や生活習慣の改善でエストロゲンを抑え、腫瘍の縮小を目指すことが有効です。
全粒穀物
- そば、オートミール、玄米などの全粒穀物はビタミンBやビタミンEが豊富で、ホルモンバランスの調整とエストロゲンの低下に役立ちます。また食物繊維も多く、腸の蠕動を促進してエストロゲンを体外へ排出します。
その他の食物繊維源
- ブロッコリー、ラズベリー、皮付き梨、皮付きリンゴ、エアポップポップコーン、茹でアーティチョーク、茹でエンドウ豆などは1食あたりの食物繊維含有量が高く、エストロゲンを減少させることで子宮筋腫の縮小を助けます。
大豆製品
- 大豆はイソフラボンという天然の植物性エストロゲンを含みます。構造はエストロゲンに似ていますが作用は弱く、体内の受容体に結合してエストロゲンの働きを抑制します。豆乳や豆腐を積極的に摂取すると効果的です。
- 黒豆、ピント豆、キドニービーンズ、リマ豆、レンズ豆などの他の豆類も食物繊維や銅・亜鉛が豊富で、特に大量出血がある場合に有益です。
新鮮な果物
- バナナ、ブルーベリー、イチゴ、オレンジは食物繊維に加えてマグネシウム、カリウム、カルシウムが含まれ、膨満感や疲労感といった症状の緩和に役立ちます。
避けるべき食品
- 牛肉、豚肉、羊肉などの赤肉は血管収縮や炎症を引き起こしやすく、筋腫の症状を悪化させます。代わりに、筋肉をリラックスさせる脂肪酸を含むサーモン、ツナ、サバ、マスなどの魚を選びましょう。
- チーズや牛乳などの乳製品はエストロゲンを上昇させるため控えめに。
- 飽和脂肪酸の過剰摂取は肝臓のエストロゲン分解能力を低下させます。また、塩分の取りすぎはむくみや体液貯留を招き、症状を悪化させるので注意が必要です。
