ラエトリルの由来と概要

ラエトリルはがん治療に用いられた薬剤で、アーモンドやアプリコット・ピーチの種子に含まれる自然の苦味成分、アミグダリンから抽出されます。1970年代に使用がピークを迎えましたが、毒性や根拠のない効果主張が問題となり、1977年に米FDAで使用が禁止されました。

歴史

エルンスト・T・クレブス博士(Ernst T. Krebs, Sr.)は、1920年代に苦味アーモンドからラエトリルを特許取得し、がん治療薬として提案しました。

効果

米国がん協会(American Cancer Society)は、ラエトリルががんや他の疾患の治療に有効である科学的根拠はないとしています。

考慮すべき点

古代中国やエジプトなどの文明では、苦味アーモンドが薬用に利用されていたとされています。

警告

ラエトリルはシアン化物に変換され得る物質を含み、少量でも致死的な中毒を引き起こす可能性があります。

豆知識

ラエトリルおよびアミグダリンは、ビタミンB17またはアミグダリンB-17と呼ばれることがあります。

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