髄膜腫の治療法
髄膜腫は髄膜組織から発生する腫瘍で、脳表面や骨、稀に脳室内に見られます。圧迫や炎症、周囲組織への浸潤により症状が現れます。以下に、標準的な治療プロセスを示します。
治療ステップ
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ステップ1:手術による切除
ほとんどの髄膜腫では手術が第一選択です。手術法は腫瘍の部位により異なりますが、共通するポイントがあります。関与している骨は可能な限り切除し、硬膜が関与している場合は硬膜切除と硬膜再建(デュラプラスティ)を行います。
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ステップ2:部位別の対策
部位別の対策を講じます。凸状髄膜腫の硬膜を開く際は硬膜血管を凝固し、傍矢状髄膜腫では硬膜移植を行います。特に上矢状洞への関与の有無を確認することが重要です。
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ステップ3:完全切除の徹底
特に橋部髄膜腫などは完全切除を目指すべきです。部分切除は患者に利益が少なく、後の手術を困難にすることがあります。
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ステップ4:術前薬剤の使用
手術前に薬剤を投与して手術を補助します。ステロイドは手術死亡率を低減し、頭頂上手術では抗痙攣薬の投与も推奨されます。化学療法は効果が乏しく、手術・放射線療法が無効な場合に限り使用されます。
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ステップ5:放射線療法
手術で完全に切除できなかった髄膜腫には、補助的に放射線療法を実施します。また、切除不能な腫瘍や視神経近接の髄膜腫に対しては、放射線が第一選択となります。
