喉頭がんの治療
喉頭がんは声帯を覆う細胞に発生するがんで、喉頭は上部声門(上部喉頭部)、声門(声帯部)、下部声門(下部喉頭部)の3つの部位に分かれます。治療法は腫瘍の部位とがんのステージに応じて決定されます。
ステージⅠ・Ⅱ
Ⅰ・Ⅱ期の主な治療は放射線療法です。腫瘍の位置によっては外科的切除や、声門部のがんの場合はレーザー手術が選択されることもあります。
ステージⅢ
Ⅰ・Ⅱ期と同様の治療に加え、甲状腺やリンパ節の切除が行われることがあります。また、化学療法が併用されることもあります。
ステージⅣ
Ⅳ期の喉頭がんは喉頭全摘が基本となります。併せて甲状腺やリンパ節の切除が行われ、放射線療法と化学療法も併用されます。
手術法
喉頭がんの治療で用いられる主な手術には、声帯切除(コルデクトミー)、上部喉頭部切除(上部声門喉頭切除)、甲状腺切除、半側喉頭切除、部分喉頭切除、全喉頭切除などがあります。
予後
予後は腫瘍の部位・大きさ・悪性度、診断時のステージ、患者の年齢や全身状態に左右されます。早期(Ⅰ・Ⅱ期)であれば5年生存率は約80%です。Ⅲ期は約60%、Ⅳ期は約25%に低下します。
