副鼻腔ポリープとは何か?

概要

副鼻腔ポリープ(鼻ポリープ)は、鼻腔や副鼻腔の粘膜が過剰に増殖したものです。多くは涙滴形に副鼻腔内にでき、感染や慢性的な炎症が原因とされています。刺激が取れたり感染が治癒すると自然に消えることもあります。

診断

診断は鼻内視鏡検査で行います。小型カメラを鼻腔に挿入し、医師が直接ポリープの有無を確認します。必要に応じてCTスキャン(三次元X線)を実施し、詳細な画像でポリープの位置や大きさを把握します。

治療

症状の程度に応じて治療法が選択されます。ステロイド点鼻薬や経口ステロイドはポリープの縮小に有効です。ステロイドで効果が不十分な場合は、内視鏡下手術で除去することが一般的です。

合併症

放置すると鼻腔が狭くなり、睡眠時無呼吸や慢性副鼻腔炎を引き起こすことがあります。また、重症例では視力障害や顔面骨の変形につながる可能性があります。

がんとの関係

副鼻腔ポリープはがんではなく、腫瘍でもありません。ただし、稀に逆転乳頭腫と呼ばれる悪性腫瘍と混同されることがあります。安全のため、除去したポリープは組織検査(生検)を行い、がんの有無を確認します。

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