潰瘍(かいよう)とは何か?
定義
潰瘍(かいよう)とは、皮膚や粘膜にできる潰れた傷のことです。赤く腫れ、痛みを伴うことが多く、膿が出ることもあります。潰瘍は体のどこにでも現れますが、特に脚や足、胃に多く見られます。
原因
潰瘍の原因はさまざまですが、主なものは以下の通りです。
皮膚潰瘍
- 感染症
- 血行不良
- 糖尿病
- 外傷
- 圧迫による床ずれ
胃潰瘍
- ヘリコバクター・ピロリ菌感染
- アスピリンやイブプロフェンなどの薬剤使用
- 過度の飲酒
- 喫煙
- ストレス
- クローン病やゾリンジャー・エリソン症候群などの基礎疾患
治療法
皮膚潰瘍
- 感染がある場合は抗生物質で治療
- 創部の清潔と保護を目的とした創傷ケア
- 血行改善のための圧迫療法
- 壊死組織や感染組織の除去を行う手術
胃潰瘍
- ヘリコバクター・ピロリ菌除菌のための抗生物質
- 胃酸分泌を抑える薬剤
- アルコールや喫煙、刺激性のある薬の使用を控える生活習慣の改善
- 重症例では胃や食道の一部を切除する手術
自宅でできる対処法
- 皮膚潰瘍には温湿布で血行を促進
- 胃潰瘍には刺激の少ない食事(淡白な食事)を摂取
- 症状を悪化させる食べ物や飲み物を避ける
- 市販の鎮痛・抗炎症薬で痛みを和らげる(医師と相談の上)
予防策
- 手洗いを徹底し感染リスクを低減
- 足に合った靴を選び、足潰瘍を防止
- 適正体重を維持し、糖尿病リスクを減少
- バランスの取れた食事で全身の健康を支える
- 禁煙を実践
- 過度な飲酒を控える
- 運動や瞑想などでストレスを上手に管理
