MRSA尿路感染症の兆候と症状

尿路感染症は不快感さえも耐えがたいほどです。特にMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)による感染は、一般的な抗生物質が効かないため、症状が重くなる危険があります。早期に兆候を把握し、速やかに医療機関を受診することが回復の鍵です。

MRSAとは

MRSAはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌の略称で、主に皮膚感染を引き起こす細菌ですが、体内の他部位にも感染します。ペニシリン系抗生物質に耐性を持ち、「スーパーバグ」とも呼ばれ、治療が難しいのが特徴です。

側腹部痛

肋骨の下側、背中の側面に痛みを感じる場合、腎臓に問題があるサインです。MRSA感染は通常の尿路感染よりも速く腎臓へ広がる可能性があるため、排尿時の灼熱感と併せて側腹部痛がある場合は速やかに受診してください。

発熱・寒気

発熱や寒気は体が感染と闘っている証拠です。これに排尿時の痛み、血尿、下腹部の痛みが加わると、MRSAが原因の尿路感染の可能性が高まります。早期診断が予後を左右します。

尿の変化

尿のにおいが強くなる、濁る、黄ばみが濃くなる、血が混じるなどの変化は要注意です。また、排尿時の痛みも感染のサインです。これらの症状が出たら速やかに医師に相談しましょう。

吐き気・嘔吐

排尿時の痛みとともに吐き気や嘔吐が現れた場合、感染が腎臓へ波及している可能性があります。MRSAは腎臓に深刻なダメージを与えることがあるため、直ちに治療を受ける必要があります。

リスク要因

MRSA尿路感染の主なリスクは、長期間のカテーテル使用です。カテーテルは感染の入り口となりやすく、特にMRSAに対するリスクが高まります。また、共同生活施設やホスピスでの生活、寝たきり状態もリスク要因です。

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