膀胱炎(膀胱炎症)の症状と対策

原因

膀胱炎は主に細菌感染が原因で起こります。最も一般的なのは大腸菌(E. coli)で、腸内に常在する菌が尿路に侵入し増殖することで炎症が生じます。女性は尿道が短く、肛門に近いため感染しやすい傾向があります。

主な症状

  • 排尿時の灼熱感や痛み
  • 頻尿・強い尿意
  • 尿に血が混じる(血尿)
  • 尿のにごりや異臭
  • 骨盤部や下腹部の圧迫感・痛み
  • 発熱、寒気、倦怠感、吐き気・嘔吐
  • 性交時の痛み

症状は数日で自然に改善することもありますが、数日以上続く場合は速やかに医師の診察を受けましょう。

診断方法

膀胱炎が疑われる場合、医師は以下の検査を行います。

  • 尿検査:細菌、白血球、血液の有無を確認
  • 膀胱鏡検査(必要に応じて):細いカメラ付きチューブで膀胱内部を直接観察

治療

抗生物質が第一選択です。症状は投薬開始後数日で改善し、通常は4日から1週間のコースで治療します。症状が軽快しても、処方された全ての薬を飲み切ることが再発防止に重要です。頻繁に膀胱炎を起こす場合は、長期的な抗生物質療法や泌尿器科専門医への紹介が検討されます。

予防策

  • 水分を十分に摂取し、特にクランベリージュースは大腸菌の付着を抑える効果があります(血液凝固薬を服用中の方は注意)。
  • 尿意を感じたら我慢せずにすぐ排尿する。
  • 排便後は前から後ろへ拭くことで、肛門周辺の菌が尿道や膣に移るのを防ぐ。
  • 入浴よりもシャワーを利用し、膣や尿道周辺を清潔に保つ。

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