D-マンノースとは

D-マンノースはグルコースの異性体で、主にヨーロッパ産の白樺やブナの木から抽出される天然の単糖です。甘味がありながら血糖値に影響しにくく、糖尿病の方でも安全に摂取できます。尿路に棲む大腸菌(E.coli)に結合し、膀胱から排除する働きがあるため、膀胱炎や間質性膀胱炎、前立腺炎の痛み緩和に利用されています。男女ともに効果が期待できます。

尿路感染症(UTI)とは

UTI(尿路感染症)は、膀胱や尿道に起こる不快感や炎症を指す総称です。放置すると大腸菌が腎臓へ移動し、治療が困難になることがあります。早期の対処が重要です。

D-マンノースの使用方法

D-マンノースは粉末または錠剤で提供されます。錠剤の結合剤は米由来で、アレルギーの心配が少ないです。粉末は温かい水やお茶に溶かして飲むのが最も効果的です。クランベリージュースやオレンジジュースなどの酸性飲料に混ぜることは、果糖が速やかに代謝され健康リスクを高める可能性があるため推奨されません。

予防と治療

UTI予防のために、1日1回レベルティースプーン(約5 g)を摂取する人が増えています。感染の初期症状が出た場合は、パッケージの指示に従い、山盛りティースプーン2〜3杯を摂取すると速やかな緩和が期待できます。カテーテル使用時は、1日3〜6レベルティースプーンの摂取が推奨されます。現在のところ、用量に関する副作用は報告されていませんが、妊娠中は医師に相談してください。

性交渉によるUTI

性交渉はUTIの原因の一つです。性交前に山盛りティースプーン1杯のD-マンノースを摂取し、性交後は膀胱を排尿したうえで再度同量を摂取します。数日間にわたり症状が続く場合は、追加で摂取してください。

妊娠中のD-マンノース

D-マンノースはグリコ栄養素(単糖)で、胎盤を通過する可能性がありますが、研究では糖さじ1杯程度の影響にとどまるとされています。代替医療を自己判断で使用する前に、必ず産科医と相談しましょう。