排尿時に痛みや焼ける感覚があるのは何を意味しますか?

痛みを伴う排尿は泌尿器科では「排尿痛(dysuria)」と呼ばれ、原因は多岐にわたります。焼けるような感覚があっても慌てず、まずは医師に相談しましょう。診察時には他の症状や最近の性行為についても伝えると診断がスムーズです。

性感染症(STD)

淋菌やクラミジアなどの細菌感染は、尿道炎を起こし、排尿時に焼けるような痛みを伴います。医師は適切な抗生物質で治療し、性行為のパートナーにも検査・治療を勧めます。

腎臓結石

腰や側腹部、鼠径部、腹部に急な痛みや痙攣を伴い、同時に排尿時の焼け感がある場合は腎臓結石が疑われます。結石は硬いミネラル沈着物で、自然排出か薬剤で破砕が必要です。尿路に結石があると感染を起こし、焼け感が出ます。

反応性関節炎

感染後に目、性器、消化管、泌尿器に炎症が起こる慢性関節炎です。免疫反応が尿路に波及し、排尿時に炎症による焼け感が現れます。30〜40代に多く、男性の場合は陰茎の炎症にステロイド外用薬が使用されます。

尿路感染症(UTI)

最も一般的な感染症の一つで、特に女性に多く見られます。大腸菌などが尿路に侵入すると炎症を起こし、排尿時の焼けるような痛みが生じます。年間約830万件の診療が報告されています。

膣炎

膣の感染や炎症全般を指し、酵母感染(カンジダ症)が代表的です。膣炎があると尿道に刺激が及び、排尿時に痛みや焼け感が生じることがあります。

これらの症状は自己判断せず、早めに医療機関を受診して適切な検査と治療を受けることが重要です。

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