培養結果が陰性でも見られる尿路感染症(UTI)の兆候と症状

UTIの症状

尿路感染症(UTI)の兆候は比較的分かりやすく、特に過去に経験したことがある人はすぐに気付くことが多いです。最も一般的な症状は排尿時の痛みや灼熱感です。頻尿感(実際の尿量が少ない)や、尿が濁っている・血が混じっているといった変化、発熱や悪寒、腰や下腹部の痛みも見られます。

上部尿路感染症(腎盂腎炎)になると、嘔吐や激しい発熱、震えるような悪寒が伴うことがあります。

UTIは適切な抗生物質で治療し、通常は10日程度で症状が改善します。

培養が陰性になる理由

UTIの症状があるにもかかわらず培養結果が陰性の場合、患者は不安になることがあります。医師は依然として抗生物質を処方したり、追加の検査を行うことがあります。

陰性結果の原因としては、検体採取時の手順ミスや汚染が考えられます。例えば、最初に排出した尿は細菌が混入しやすいため、数オンス(約30 ml)を流してからサンプルを採取します。また、採取容器の蓋がしっかり閉まっていないと汚染のリスクが高まります。

入院患者や小児・乳児の場合は、カテーテルで直接尿を採取することがあります。

UTIの予防方法

一度UTIを経験した人は再発防止に努めたいものです。以下のポイントを実践すると予防効果が期待できます。

  • 十分な水分を摂取し、膀胱を定期的に洗浄する。クランベリージュースは抗酸化物質が尿路に良いとされていますので、1日1杯程度飲むと良いでしょう。
  • 尿意を感じたらすぐにトイレに行く。尿を我慢すると細菌が増殖しやすくなります。
  • 入浴よりもシャワーを選び、陰部を清潔に保つ。
  • 性行為の前後に外陰部を洗浄し、感染リスクを低減する。

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