膀胱結石とは?原因・症状・治療法を解説

膀胱と尿路系

膀胱は骨盤内にある中空の袋状臓器で、腎臓、尿管、尿道とともに尿路系を構成します。腎臓は血液中の老廃物や余分な水分をろ過し、尿を作ります。尿管は腎臓から膀胱へ尿を運び、膀胱は尿を貯蔵し、満杯になると尿道を通して体外へ排出します。

原因

膀胱が完全に排尿できないと、残尿が結晶化し膀胱結石が形成されます。主な原因は前立腺肥大や神経性膀胱です。前立腺肥大は尿道を圧迫し排尿を妨げ、神経性膀胱は神経障害により膀胱と脳の信号が伝わらず、尿がたまりやすくなります。また、尿路感染症による炎症も結石の原因となります。

症状

膀胱結石があると、尿の色が濃くなったり血尿が出たりします。頻尿や排尿困難、尿の勢いが弱くなる、尿が途切れるといった症状も現れます。腹部や陰茎に痛みを感じることもあります。

治療法

診断後は結石を体外へ排出することが基本です。水分を多く摂取し、鎮痛剤で症状を緩和しながら自然排石を試みます。排石が困難な場合は、医師がカテーテルで結石を取り除くか、超音波砕石(ESWL)で破砕し尿と共に排出させます。重症例では外科的に膀胱結石を除去する手術が必要です。

予防

膀胱結石の予防は、尿路系の疾患を早期に治療することが重要です。尿路感染症や腎臓の異常の兆候を見逃さず、尿の変化に注意しましょう。十分な水分摂取で尿を頻繁に流すことが結石予防につながります。クランベリーやビタミンCのサプリメントも尿路の健康維持に役立ちます。

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