尿路感染症の治療薬と対策

尿路感染症(UTI)は、膀胱や尿道など尿路に起こる細菌感染で、頻尿・排尿時の痛み・発熱・背部痛などの症状が現れます。特に女性に多く、原因の大半は大腸菌(E. coli)です。早期に適切な治療を行えば、ほとんどの場合すぐに回復します。

抗生物質

抗生物質はUTIの第一選択薬です。主な薬剤は以下の通りです。

  • アモキシシリン(商品名:Amoxil、Trimox)
  • ニトロフラントイン(商品名:Furadantin、Macrodantin)
  • シプロフロキサシン(商品名:Cipro)
  • レボフロキサシン(商品名:Levaquin)
  • サルファメトキサゾール・トリメトプリン(商品名:Bactrim)

処方されたコースを最後まで服用し、感染が完全に消失したことを確認してください。再発を繰り返す場合は、医師が長期コースや低用量の予防的抗生物質を提案することがあります。また、性交がUTIの引き金になる女性は、性交後に1回分の抗生物質を服用する方法も検討できます。

その他の薬剤

排尿時の強い尿意や焼けつくような痛みを和らげるために、抗生物質以外の薬が処方されることがあります。

  • 膀胱の感覚を鈍らせる鎮痛薬(尿がオレンジや青に変わることがあります)
  • 細菌数を減少させる補助薬
  • 市販の鎮痛剤(背部・腹部の痛み緩和)
  • 重度の痛みには処方鎮痛薬が使用されることもあります

治療中は十分な水分を摂取し、細菌を尿と共に洗い流すことが重要です。

重症感染症の治療

UTIが重症化し、腎盂腎炎などに進行した場合は入院が必要になることがあります。静脈内抗生物質投与と点滴による水分補給が行われ、治療期間は最低でも2週間とされています(National Women’s Health Resource Center)。

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