幼児の膀胱感染症(膀胱炎)の主な原因とは

膀胱感染症(膀胱炎)は、細菌が膀胱に侵入して起こる感染症です。主に大腸菌が原因で、尿道を通って膀胱まで細菌が上がります。幼児は特に感染しやすく、以下のような要因が関与します。

不適切な拭き取り

特に女児の場合、後ろから前へ拭くと肛門付近の大腸菌が尿道に移動しやすくなります。前から後ろへ拭くよう指導し、細菌の拡散を防ぎましょう。

尿道の摩擦

きついおむつや衣類、長時間濡れたままのおむつは尿道を刺激し、細菌が侵入しやすくなります。また、シャンプーや入浴剤に含まれる精油も刺激になることがあるため、泡風呂は控えめにしましょう。

便秘

便秘になると大腸の内容物が膀胱を圧迫し、膀胱が完全に排空されません。残尿が細菌の繁殖場となり感染リスクが高まります。十分な水分摂取を促し、便通を改善しましょう。

排尿の我慢

尿を我慢すると膀胱内に細菌が滞留しやすく、増殖しやすくなります。トイレのサインを感じたらすぐに排尿させ、こまめに水分を取らせることで膀胱を頻繁に空にしましょう。

解剖学的・機能的異常

先天的な腎臓や尿管・尿道の形態異常、部分的な閉塞、逆流性腎盂膀胱逆流(VUR)なども膀胱炎の原因になります。疑いがある場合は泌尿器科での検査が必要です。

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