間質性膀胱炎の治療法
間質性膀胱炎は膀胱の慢性炎症で、頻尿・尿意切迫感・疼痛を引き起こします。女性に多く、国内では約70万人が罹患するとされています。診断が難しく、尿路感染症と誤診されることも少なくありません。以下に、症状が疑われる場合の対処法と治療の流れをご紹介します。
治療のステップ
医師に症状を正確に伝える
間質性膀胱炎は1日60回以上トイレに駆け込むこともあります。性交時の痛みや持続的な不快感がある場合は、抗生物質が効かないことを医師に伝えましょう。
泌尿器科専門医を受診し正確な診断を受ける
尿培養で細菌感染を除外し、膣感染症、性感染症、膀胱がん、子宮内膜症など他の疾患も鑑別します。
シトスコピー(膀胱鏡検査)を実施してもらう
麻酔下で膀胱に液体を注入し、光源付きのシトスコープで膀胱内と尿道を観察します。小さな出血点(ヘモトーム)が確認できれば診断の根拠となります。
薬物療法やその他の治療で症状緩和を試す
FDA承認の経口薬エルミロン(ペントサンポリスルフェート)や、抗うつ薬エラビル(アミトリプチリン)、抗炎症薬が有効です。また、膀胱内に直接投与する治療や、外部神経刺激装置による疼痛緩和も選択肢です。
食生活と生活習慣の見直し
辛い食べ物、タバコ、コーヒー、紅茶などは症状を悪化させることがあります。これらを控えることで改善が期待できます。
