膀胱スリング手術後に排尿障害や便秘が起こるのはなぜ?
膀胱スリング手術後の症状とは
膀胱スリング手術を受けた後、排尿がうまくできない、頻繁に尿意を感じる、便秘や膨満感が続くといった症状が現れることがあります。これらは手術そのものや術後の回復過程で起こり得る問題です。
主な原因
- 神経損傷:手術中に膀胱や尿道の神経が傷つくと、排尿の開始・停止がスムーズにいかず、残尿感や失禁が生じることがあります。
- 瘢痕組織の形成:スリングの周囲に瘢痕ができると尿路が狭くなり、尿の流れが妨げられます。これが膀胱の刺激となり、頻尿や膨満感、便秘を引き起こすことがあります。
- 感染:手術後に尿路感染症(UTI)が起こると、排尿時の痛みや頻尿、膨満感、便秘が悪化します。手術中に細菌が尿道へ侵入しやすくなるため、感染リスクは高まります。
症状が出たらすぐに受診
上記のような症状が続く場合は、速やかに泌尿器科や担当医に相談してください。原因を特定し、適切な治療や追加の検査が必要です。
症状緩和のためのセルフケア
- 十分な水分摂取:水分を多く取ることで尿が薄まり、膀胱内の細菌排除や便通改善に役立ちます。
- 食物繊維を豊富に:野菜、果物、全粒穀物などを積極的に摂り、便通をスムーズに保ちましょう。
- カフェイン・アルコールの制限:これらは膀胱を刺激し、頻尿や膨満感を悪化させることがあります。
- 温浴や温熱パッド:温かいお風呂や腹部・背部への温熱パッドは筋肉を緩め、痛みや膨満感の軽減に効果的です。
上記の対策を試しても症状が改善しない場合は、必ず医師の診察を受けてください。
